みどりの相談

みどりの相談コーナー

みどりの相談所において、草花や樹木の手入れ方法、病害虫の防除方法などみどりに関する様々な相談に専門スタッフが無料でお答えしています。
相談は直接ご来園いただくか、電話(0466-34-8422)でも受け付けますのでお気軽にご相談下さい。
なお、みどりの相談員が緑化講習会等で不在の場合があります。詳しくはトピックスをご覧いただくか管理事務所までお問い合わせ下さい。
※受付時間…みどりの相談所の開館日の午前9時~12時、午後1時~4時30分
相談時間…お一人様、15分程度でお願いいたします。

ガーデニング知恵袋

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長久保公園で相談の多い植物BEST5

1位 ウメ

剪定方法を教えてください。
花後、夏、冬と年3回の剪定時期があります。
花後の剪定は、一つの枝に葉芽を数個残すように枝の1/3ほどを切ります。
ウメの花芽形成時期は7~8月頃なので、夏の剪定は徒長枝や風通しや日差しを妨げている不要枝を元から切り取る程度の軽い剪定にとどめます。
本格的な剪定は真冬を除く冬期に行い、樹形の骨格をつくり無駄な枝を切ります。
ウメは、花をつけると翌年は同じ箇所にはつけず伸びた枝先に花をつけます。
これを繰り返すことでだんだん木が大きくなっていくので、5~7年に一度は強剪定し、樹形を仕立て直します。
病害虫の防除について教えてください。
かかりやすい病気には黒星病、うどんこ病、縮葉病、カイヨウ病などがあります。
いずれも日当たりと風通しを良くして予防に努めます。被害が大きい場合は薬剤散布をします。
つきやすい虫はアブラムシ、カイガラムシなどがあります。
アブラムシは被害の大きい場合はMEP乳剤やアセフェート水和剤などの殺虫剤を散布します。
果実利用する場合は、アルミホイルやCDなど光るもので飛来を防いだり、牛乳や木酢液を散布するなどなるべく薬剤の使用は避けましょう。
カイガラムシは冬の落葉期にマシン油乳剤を散布し、(5月から6月の幼虫が出る時期にはMEP乳剤などの殺虫剤を散布しましょう。)
すでについているものは歯ブラシなどでこすり落とし、焼却処分しましょう。

2位 柑橘類

剪定、摘果について教えてください。
剪定は花芽分化が終わり新芽の出る3~4月頃に行います。
風通しと日当たりを確保するため、混み合った枝を間引きます。
花芽は枝の先につくので枝先ばかり切り取らず、花芽を確保します。
あまり強い剪定をすると翌年は実つきが悪くなりますが、その翌年はまた実がつきます。
摘果は生理落下後、主に7月頃行います。種類に応じて、1果あたりの葉の枚数を目安に小さい果実や上向きになっている果実、傷んでいる果実を間引きます。
キンカン・スダチなどは葉8枚に対して1果、レモン・温州ミカンなどは葉25枚に対して1果、オレンジ・ナツミカン・ユズなどは葉70~80枚に対して1果ぐらいが目安となります。
実なりが悪いのですがどうしたら良いですか。
あまり強い剪定をすると翌年は実つきが悪くなります。
他に肥料過多、肥料不足、日照不足などが考えられます。
肥料は与えなくても樹は育ちますが、与えたほうがよりよく結実します。
しかし、必要以上に与えすぎると樹勢が強くなり過ぎ結実しないことがあるので注意しましょう。
また、自家受粉しにくい品種については、綿棒や筆などで受粉を促しましょう。
※柑橘類は品種により性質が異なるので、詳しくはみどりの相談窓口でご相談ください。

3位 バラ

剪定方法を教えてください。
冬の剪定、花後の剪定、夏~秋の剪定があります。
冬の剪定・・・株への負担が少ない1~2月の休眠期に基本的な剪定をします。
まず枯れ枝や、割りばし~竹串以下の細い枝(品種により異なる)を元から切り取ります。
そして株全体を1/2~1/3の高さを目安に切り詰めます。
健康な赤色の芽の上1cm程度のところで切りましょう。
その際、芽の向きも見て、樹形をイメージしながら切る位置を決めましょう。
花後の剪定・・・四季咲きのバラは花後に切り戻しをすると、新しい枝が伸びて40~60日後に再び花を咲かせます。
1輪咲きの品種は、花下の3枚葉の次にある5枚葉の上で切り戻します。
房咲きの品種は終わった花がらを摘み取り、すべて咲き終わったら5枚葉の上で切り戻します。
その際、芽の向きが外側になっている、健康な5枚葉を選びましょう。
また、勢いの良いシュートは、そのままにしておくと他の枝の生育を妨げてしまうので、花が終わった後に株全体が整うように切り戻します。
生育が良い伸びすぎるシュートほどやや強めに切りましょう。
夏~秋の剪定・・・四季咲き性のバラは、開花の時期や高さを揃え秋にまとまった花を咲かせるために9月上旬に剪定を行います。
まず、枯れ枝、細くて短い枝、黄色く傷んだ枝を根元から切り取ります。そして株全体を3/4~2/3の高さを目安に切り戻します。
その際、各枝に3~4枚以上は葉を残し、自然な扇形に樹形を整えます。夏の暑さで株が弱っている場合は、株の状態により軽めに剪定し葉を多く残しましょう。
病害虫の防除について教えてください。
バラは品種によって病害虫に対する耐性が異なるので、なるべく病害虫に強い品種を選びましょう。
また、風通しや日当たりなどの栽培環境を改善したり、花がらや落ちた葉をこまめに取り除くなどして病害虫の発生を予防することも大切です。
主な病気には黒星病、うどんこ病、灰色カビ病などがあります。発生しやすい時期にあわせて定期的(1週間~10日に1回)にベノミル水和剤やトリホリン乳剤などの殺菌剤を散布します。
株数が少ない場合は、病害虫を同時に防除できる市販のスプレータイプの散布薬が良いでしょう。
病害の葉などは摘み取り処分しましょう。
主な害虫には、アブラムシ、カミキリムシ、バラゾウムシ、チュウレンジハバチ、カイガラムシなどがあります。見つけ次第補殺しましょう。
アブラムシ、バラゾウムシ、チュウレンジハバチの幼虫などはMEP乳剤やアセフェート水和剤などの殺虫剤で駆除します。
カミキリムシは成虫が卵を産みつけ、孵化した幼虫が幹を食害するため枯死することもあります。
株元に木くずのようなものが出ていたら、侵入口に先が針状になっている殺虫剤を差し込み駆除します。
カイガラムシは冬にマシン油乳剤を散布し、ついているものは歯ブラシなどでこすり落とし焼却処分します。
株数が少ない場合は、病害虫を同時に防除できる市販のスプレータイプの散布薬も良いでしょう。

4位 アジサイ

花が咲きません。咲かせるにはどうしたら良いですか。
在来種のアジサイは、10月には翌年の花芽が完成します。
花芽は充実した太い枝につくられるので8月以降に剪定を行うと株が充実せず花が咲きにくくなります。
また、秋以降の剪定では花芽を切り落としてしまうことになります。
剪定は花芽をつける前、花後1ヶ月以内に行いましょう。
また、日陰のイメージが強いアジサイですが、極端な日照不足では花つきが悪くなります。夏は直射日光を避け半日蔭に、その他の時期は適度に日に当てましょう。
鉢植えの場合は、根詰まりや水不足も原因となります。鉢が小さいようなら花が終わった7月下旬頃に1~2周り大きな鉢に植え替えましょう。
剪定の方法を教えてください。
株が大きくなりすぎると下葉がなくなり樹形が悪くなるので、整えるため剪定します。
花後なるべく1ヶ月以内に、花の下2~6節目の間で切り戻します。株の中の枯れ枝なども切り落としましょう。
秋以降は、せっかくできた花芽を落とさないよう枝先は切らないようにします。

5位 フジ

花が咲きません。咲かせるにはどうしたら良いですか。
フジを咲かせるには日当たりが必要条件で、つるが伸びて葉が茂りすぎると、株の中まで日が当たらなくなり、花つきが悪くなります。
フジは6~8月に花芽を形成するので、この時期の剪定は控えます。
花がらや豆鞘はこまめに取り除きましょう。
樹形を整えるための剪定は落葉を待ってから冬期に行います。
花芽は15cm程度の短い枝に多くつくので、この枝を大事にします。
長く伸びすぎた枝や花芽のついていない枝を切り戻し、なるべく花芽を多く残しましょう。
病害虫の防除について教えてください。
主な病気には、こぶ病、うどんこ病などがあります。
こぶ病は枝や幹にこぶができるので、見つけ次第こぶの部分を削り取ります。
その際、切り口にはチオファーネートメチルペースト剤などの殺菌剤を塗って細菌の侵入を防ぎ切り口の癒合を促しましょう。
うどんこ病にはベノミル水和材などの殺菌剤を散布しましょう。
主な害虫には、アブラムシ、ハマキムシ、ハフクレフシなどがいます。
アブラムシはMEP乳剤などの殺虫剤で駆除し、ハマキムシは葉の中にいる幼虫を葉ごと取り除きます。
葉に丸いブツブツとしたものができたら、タマバエやハフクレフシなどによる虫こぶ(虫えい)を疑います。
こぶの中に幼虫が入っているので、消毒しても効果がありません。
この葉をすべて切り取って焼却処分してください。

季刊誌「ながくぼ」

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